バンカーの二面性に対する考察
銀行の方とお話してて。
シュンペーター的銀行家は資本家と同じ。現代に訳して成長に必要だと思われる分野に対するパイプラインだと。
でも、アントレプレナーAとアントレプレナーBについてどちらも同時に情報を持っているのはネットワークハブとしてのバンカーなのだ。
そうすると、バンカーの役割は大きく分けて2種類。
- パイプラインとしてのバンカー:自らが資本家であったりエクイティorデットという形態以前の議論として、成長分野に資本を集めてファンディングできるパイプライン的な役割。
- ネットワークハブとしてのバンカー:自らがオリジナリティー・イニシアチブを発揮してアイデアとアイデアを有機結合させて、社会資本・成長を提案する情報ハブ的な役割。
また、表現の仕方として、それを銀行にいてやるのか?自ら投資家となってやるのか?ブローカーとしてやるのか?分析してストーリーテラーとしてやるのか?はたまた戦略アウトソーシングのコンサル的に表現するのか?なにがコアとなるかによって、バンカー(銀行家)の定義が異なる。
- 作者: 根井雅弘
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/10
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