[読書メモ]一瞬で自分を変える法(アンソニー・ロビンズ著/本田健訳)

ビジネス書とか自己啓発書は最近溢れているので厳選で極力買わない方針だが、アンソニー・ロビンズ訳本ということで購入。アンソニー・ロビンズという人が気になりだしたのは、あのアンドレ・アガシ復活のコーチングをした人、さらに調べてみると故ダイアナ妃やクリントン元大統領などのコーチ経験もあるということで一体どんな人なんだろうと。。原著はUnlimited Powerだそうです。
で、以下は後で自分がエッセンスを整理するために、重要だと思ったことやエッセンスやフレーズを乱発メモ。

  • 〝究極の成功方程式〟…①目標を正確に定義、②行動する、③行動の結果と目標接近の検証、④目標達成のための柔軟性
  • 〝目標に向かう力〟…①情熱、②信念、③戦略(情熱・信念を体系的に纏める)、④明確な価値観(進むべき道を決定する)、⑤エネルギー(チャンスを量産化)、⑥対人関係力(味方を増やすつながり・絆)、⑦コミュニケーション力(対他人・対自分)
  • モデリング〟…NLP基本モデルのひとつ。何故うまく行っているのかを分析し自分のものとできるように体系化する。人の成功例を真似る。モデリングを要素分解すると①信念体系、②志向回路、③生理機能(呼吸法とか姿勢とか)。自分なりに理解して自分のモデリングを作っていくのが大切。先駆者は踏み台。。
  • 〝信念の強化〟…信念とは自分に常に同じメッセージを送るためのフィルタ。信念は①環境、②経験・出来事、③知識、④成功体験、⑤イメージから成り立っている。
  • 脳のジュークボックスからかける曲は臨場感たっぷり。脳に支配されるか、脳を管理するかがリフレームのポイント。全ての事象は結果に中立、自分がどう考えるか・行動するかによって結果が左右される。心の中に生まれるくだらない雑音はoffにする。
  • メリットの小さい行動は習慣になりにくい。新しく考案した行動に前以上の大きなメリットがないと昔の行動が復活してしまう。
  • パブロフの犬・アンカリングで自分の脳を支配されるのではなく、よい意味で使えればよい。ネガティブ状態を一気に絶頂状態に持っていけるように。

まとめ:リフレーミングの活用が重要という点も大切だが(というより本書のポイントはココと思われ)、もう一つ目標設定の背景も重要と感じる。目標が脆弱なものだったり自分にフィットしないものであれば軸が定まらないため推進力が弱くなると思われ。そこをより頑健なものにするために信念や情熱をどう明確にするか、抽出するかについてもっと知りたいと思った。でも、そこはコーヴィーの七つの習慣との接点になるのかな?

一瞬で自分を変える法―世界No.1カリスマコーチが教える

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